平成26年度改正・拡充される助成金について
解説してまいりましたが、
この度、厚生労働省より2014年3月1日時点の情報に基づき、
雇用関係助成金の小冊子が改定し、公開されました。
今後も
高年齢者雇用安定助成金
両立支援等助成金
人材確保等支援助成金
キャリアアップ助成金
障害者雇用促進助成金
認定訓練助成事業費補助金
キャリア形成促進助成金
などの改定が見込まれておりますが、
この度公開されました雇用関係助成金について
解説してまいります。
今回は、障害者初回雇用奨励金についてです。
C 高年齢者・障害者等関係の助成金
6 障害者初回雇用奨励金
ファースト・ステップ奨励金
障害者雇用の経験のない中小企業(※1)において、
雇用率制度の対象となるような障害者を初めて雇用し、
当該雇入れによって法定雇用率を達成する場合(※2)
に助成される助成金です。
(※1)障害者の雇用義務制度の対象となる労働者数
50~300人の中小企業
(※2)1人目の対象労働者を雇い入れた日の翌日から
起算して3か月後までの間に、雇い入れた対象
労働者の数が障害者雇用促進法第43条第1項
に規定する法定雇用障害者数以上となって、法定
雇用率を達成すること
【助成額】
対象となる措置のすべてを満たした場合 ⇒ 120万円
次回は、中小企業障害者多数雇用施設設置等助成金についてです。